開幕後の予想に変化あり。
極端に雪が少なかった12〜2月。
このまま行けば、雪解け水の流入が少ない事で桧原湖シーズン開幕直後から水がクリアな状態が続く事は容易に想像出来ました。
しかし、3月に入ってからコンスタントに降雪があり、まだまだ平年並みとは言えないまでも、それなりの積雪量にはなりました。
↑2月21日。
↓3月10日。
従って、シーズン開幕後に予想される釣り方が変わって来ましたね。
桧原湖開幕直後の定番といえば、シャッド、ジャークベイト、クランクベイトといったハードバイトゲーム。
ただし、これらは水の透明度が高いと威力が削がれます。桧原湖の場合、水深2.5mのボトムが見え難くなる程度の濁りは欲しいところ。
2月の時点では、今年は開幕直後からそれ以上に透明度が高くなり、表層でも中層でもボトムでも、弱めのソフトバイト(ワーム)優勢の春になるだろうと予想していました。(メタルバイブはちょっと話が別)
特に表層I字は水がクリアな時の大定番。
もちろん、雪がたっぷり降って濁りが入った春でも表層I字やミドストは釣れるし定番ですが、クリアアップ時は更に威力が増します。
また、そんな年でも春が進むに連れて(雪解け水の流入量が減るに連れて)クリアアップして来るので、特にそのタイミングで当たりますね。
しかし3月に入ってからのコンスタントな積雪により、開幕直後くらいは多少の濁りは入りそうな位にはなりました。
となれば、開幕直後はシャッドやジャークベイト、クランクベイトといったハードベイトが楽しめて、そこから水がクリアアップするに連れてクリアアップ時の釣りへとシフトされていく事が予想されます。
つまりは平年通りですね。笑
ただ、それでも平年よりは積雪量が少ないので、効く釣りがシフトされるタイミングは少し早いとは思います。(ただし、増水のタイミングや荒れる日が多いか少ないかにも影響されます)
開幕直後から水がクリアだと、1ヶ月強あるプリスポーン期の釣りがクリアアップ時の釣り一辺倒になりがちですが、濁りがある時の釣り→クリアアップ時の釣りへとシフトしてくれれば、より幅広い釣り方を楽しめるのが嬉しいですよね(^^)
春ハードバイトの定番。シャッドにはワイルドサイドWSS66L×アブソルートPE0.4号8ポンドリーダー。ルアーはハイカットやスーパースレッジファミリー、ダブルクラッチなどなど。
ジャークベイト&クランクベイトにはワイルドサイドWSC66ML×10〜12ポンド。ルアーはベビーチッパワやブリッツシリーズ、エリー95などなど。
準備しておくと楽しめると思います(^^)
ちなみに、開幕後の水の透明度や解氷のタイミング、日々の荒れ具合は、バスの行動水深にも深く関わって来ます。バスが深い場所に溜まる条件が揃った4年前のゴールデンウィークには、水深5〜9mのメタルバイブがハマって上5匹で6kgオーバーという日もありました。(それまでは春は4m以浅というのが常識でした)
春は特に水を読むべし!です(^^)
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