福島県裏磐梯 桧原湖・猪苗代湖のスモールマウスバス釣りガイド

桧原湖戦詳細

ホームレイク戦に住む魔物を克服したかった2017桧原湖戦。

結果的には総合22位。試合展開的には「魔物」に吞み込まれもしなかったけど、克服も出来なかった歯痒い試合となりました。

「ホームレイクの難しさ」はプレッシャー等ではなく「試合展開の難しさ」。

これで昨年のTOP50昇格から9試合を消化した訳ですが、そのうち初日から2日目に順位を上げれなかったのは両年の桧原湖戦のみ。他の試合は何位であれ、必ず2日目に順位を上げています。

それほどホームでのゲームメイキングは難しい。ただ、いつまでもそうは言ってられません。

近年稀にみるフラット戦となった今大会。

バスの動きもエサも昨年とは大きな違いがあります。とにかくフラット(ハンプとハンプの間にあるフラット等も含む)が圧倒的に強く、その一方で回遊する1㎏クラスのキッカーの群れの接岸や、ストラクチャーに付くキッカーを狙えるバンクの威力がイマイチな状況でした。

そんな中、ローライト時には圧倒的に良いサイズを選べるストロングな中層の釣り方も存在しましたが、試合3日間は晴れて機能せず・・。(その釣り方は後ほど公開します)

試合初日、まず朝イチに向かったのは京が森。船団が出来るスポットを避けて50mほど離れた小さなハンプとその横のエグレから入って1投目からキャッチ。

その後も、ノンキーから900gまで釣りまくって早々にリミットメイク。いよいよ入れ替えサイズが釣れなくなってきた所で船団横のハードボトムに入って釣るも入れ替えならず。

それ以降は桧原湖をランガン。ハンプ、バンク、船団が出来ていないフラットを一通り見て周り、やはりバンクのストラクチャー系はイマイチな結果で、入れ替えが出来たのはハンプとその横のフラットでした。

使ったのはアバカスシャッド2.8のイモキャロと、シューティングではフラッシュストレート2.2(非売品)のダウンショット。ベイト食いには40cmくらいのリーダー、エビ食いには10cmくらいの2セットです。

月島南のハンプ下フラット8~9mでイモキャロとダウンショットで1本ずつ入れ替え。

中の島北のハンプ7mでもそれぞれ1本ずつ入れ替えてトータル3800g。

ラストにラージも狙いに行きましたが不発となりました。

2日目。最も情けない試合をしてしまったのがこの日です。

朝は再び京が森に行きましたが入りたい場所には他のボート。周辺数か所も探ってみたものの朝の2時間ノーバイト。

これにビビッてしまい、月島南西の船団に入ってしまいました。

朝のチャンスタイムが過ぎた船団はなかなかグッドサイズが入らず、それでも「せめて700gで揃えるまでは・・」と「たまに」釣れる700gに固執して無駄に粘ってしまい、結局ほとんどの時間を船団で過ごす事になってしまい、ウエイトも伸びずに3400g。

この船団からも上位が出ていましたが、それはあくまでも「朝から粘って」の結果、朝を逃した状態で途中から入って簡単にウエイトが伸びる訳はありませんでした。

最終日、2日目の展開を反省して「絶対に船団には入らない。ランガンして探し、修正する自分のスタイルで試合を作る」と心に誓ってスタート。

朝イチは早稲沢から入りましたが即移動。次に中の島のハンプに入り、ここでこの日はバスが浮いている事に気付いて800gクラスを2本キャッチ。

次に月島北のフラットでフラッシュストレート4.3のテールのみのネコリグの中層スイミングで700gクラスを2本。

ちなみにダウンショットやライトキャロでボトムを釣ると小さくただのキーパーでした。

ラッシュが止まった所で移動。月島南等を回るも入れ替えなし。

そして昼頃から風が当たる狐鷹森に入り、ここでローライトではないもののバスが浮いていて、かなりヤル気がある群れが多く映ったため、先述したサイズを選べるストロングな釣り方でラッシュが掛かりますが、平均サイズが小さくなかなか入れ替えできず、唯一来たグッドサイズはジャンプ一発でバラシ。

この時「今この瞬間に月島に戻った方が良いのでは・・」という考えも頭を過りましたが、時間も時間なため断念。結果的に月島北で粘った選手はやはりこのタイミングで800gのラッシュが掛かっていたとの事でした。

結果、最終日は3600g。

一応、ホームの難しさに吞まれはしませんでしたが、ホームの地の利も生かせない、なんとも言えない試合となりました。

最終戦は僕のスタイルを全面的に押して戦えるはずの霞ケ浦水系。引き続き全力で頑張ります!

カテゴリー:ブログ

2017-09-12 19:06:28


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