ウケクチウグイチャレンジその7
先日書いた通り、7回目のチャレンジにして幻の魚と言われる「ウケクチウグイ」に出会う事が出来ました。
広大な大河川から自分で考えて、探して釣りたい!と思い、敢えて情報はほとんど入れずに、東西約100km、南北約40kmの範囲を走り回って、どんな場所に生息しているのか考えて探し回った末に出会えた魚でした。
日本海に注ぐ一部の大河川水系にしか生息しない、ウグイ属の中では最大(最大80cmと言われています)となる魚。
他のウグイの仲間は下顎よりも上顎が突出していますが、このウケクチウグイは下顎が若干突出しており、見た目からして肉食魚という感じです。
前のブログで詳細は後ほど的な事を書きましたが、絶滅危惧種故にあまり多くは書かない事とするので簡潔になります。
出会えたのは3匹ですが、あまりにカッコイイので無駄に写真だけ多くなります笑
まずはミノーからスタートし、レンジを下げてチビビーツァ、次にロザンテシャッド・・・とローテーションしてミスバイトがあった次のキャストで念願のウケクチウグイと対面。
サイズの割によく引いた印象でした。
※魚を持つ際は手を水に浸けて十分に冷やす事は必須です。
同行した世界の秋山もキャッチ。初めてハードルアーで野生の魚釣ったらしいです。
同じようなレンジをドロップショットミノーのミドストで通してこの日の最大サイズ。
タックルは1本でいろんなルアーをローテーション。
ワイルドサイドWSS63L‐5マルチピースモデル
デッドオアアライブPE0.8号
ビッグトラウトショックリーダー8ポンド
こうして顔だけ見ているとウグイだという事を忘れてしまう顔付きです。
北海道のイトウ用に購入したかなり大きなランディングネット。ランディングだけでなく、手を水に浸けて冷やしている間や写真撮影の合間等にしっかり魚が水に浸るように出来る為、魚体保護の点からとても重宝しています。
絶滅危惧種であるこのウケクチウグイ、一人の人間として、一人の釣り人として、思うところはあります。
自分に出来る事なんてなかなか少ないだろうし、変えられる事もないだろうし、なんなら矛盾だらけの思いではありますが、せめて目を背けず向き合っていけたらと思っています。
この貴重な魚が存続し続ける事を祈ります。
この魚に会いたいが故に購入した5つの年間遊漁券。(同じ水系でも漁協の管轄が違うのでこうなります)
ウケクチウグイを釣りに行く度に思う事。
ジムニーが欲しい・・・。
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