周囲の方からたまに質問を受ける事。
「ディープクランクやジャークベイトでかなり柔らかいロッドを使うんですね!」
「え?どうしてですか?」と問い返すと・・
「ブログにブラックウィドウ65L-Tを使っているって書いてあったので!Lクラスのロッドってディープクランクやジャークベイトに使うには結構柔らかいですよね?」
というご質問です!

このブラックウィドウの65L-T、表記は「L(ライト)」ですが、実際のパワーは「ML(ミディアムライト)」クラスになります!
桧原湖で釣りをする上で最も使用頻度が高いベイトロッドの1つが、この65L-T。
具体的にはクランクベイト各種、ジャークベイト各種をこのロッドで使います。

もっと言うと、クランクはシャロークランク~引き抵抗が軽い(波動が弱め)のディープクランク。波動が弱めのディープクランクとは、HU-300やブリッツEXDR、ファットペッパー等がこれに当たります。
ジャークベイトは小型の物から110ミリ程度のものまで。
これらのルアーに対してのロッド選択は全国どこでも、ラージマウス狙いでも基本はほぼ一緒!ストラクチャーの有無や、それにコンタクトさせるか否か、または狙うバスのサイズによってラインの太さを調節するくらいです。(バスのサイズがデカい、使うルアーがデカい時はワンランク上のパワーをセレクト)
ちなみに僕の場合、ジャークベイトは桧原湖で8ポンド、霞水系なら12~14ポンド。
クランクは桧原湖でシャロークランク8ポンド、ディープクランク10ポンド。(何にもコンタクトさせず、中層で使用)
ボトムの岩にクランクをゴリゴリ当てて使った早明浦ダムで12ポンドでした。

それぞれのルアーでの採用理由は、クランクは追従性から来る「バラシにくさ」が1番。クランクベイトって、特にジャンプでバラシ易いルアーなのでここは結構大切です!柔らかめが故に、フッキングは「バットにグッと乗せる感じ」笑
また、これまた追従性から来るボトムやストラクチャーにコンタクトさせた時の釣れる抜け感やキャストのし易さも良いですね!
ジャークベイトも「バラシにくさ」は大事ですが、同じくらい「釣れるジャークのし易さ」も大事。
一口に「ジャーク」と言っても、トゥイッチ気味に行う事もあれば、左右に大きくルアーを飛ばせる事も、程よく飛ばせる事も、リッピング気味に行う事もあります。
僕が桧原湖でこれを行う場合、ほどほどの平均的ジャークかリッピング気味なジャークが多く、それがし易いのが65L-Tだという事です。
トゥイッチ気味や、思いっきり左右に飛ばすジャークの時はワンランク硬めが良いですね!!
6.5ftという長さも、ジャークベイトを扱う上でベスト。
桧原湖でのハードベイト用ベイトロッドでは、6.5ft、実質MLパワーのこのロッドが使用頻度圧倒的ナンバーワンです!