本日の質問はこちら!
福島のジョージ・釣るー二ーさんからのご質問!!
スモールマウスに対してビッグベイトやユニオンスイマーのような大型のルアーは有効ですか?またどのようなコンディションで有効ですか?
スモールマウスバスをデカいルアーで釣る!!
バスの本能に訴えかける強い釣り。とてもエキサイティングな大型ルアーでの釣り、もちろんスモールマウス相手にも有効です!
むしろスモールマウスって繊細な一面がある一方で、非常に攻撃的で、一度狂ってしまうと我を忘れてしまうような性格の持ち主でもあります。
デカいルアーを使い後者の性格に訴えかける事で、スモールマウスのビッグルアーの釣りは非常に成立させ易くなります。
そんな、スモールマウスフィッシングで使う代表的な大型ルアーの出し所等を説明させて頂きます(^^)
まず、大きな括りでの出し所ですが・・・やはり、普段より水が濁ったり悪くなったり、風が強く吹き波風が発生したりすればやはり大型ルアーの出し所となります!
これは以前書いた「桧原湖でのハードベイトでの釣り方」と同じ理屈ですので、そちらを読んでみて下さい↓
https://takanashi.bassguide.jp//blog.php?uid=2664
特に波風については、大型ルアーの中でも「波動でバスの捕食スイッチを入れて襲わせる釣り」に必要な事が多いです。
ユニオンスイマーがそれの代表ですね!
春秋のスモールマウスゲームで定番となったユニオンスイマーの神髄は、波動とヒラ打ちでバスの捕食スイッチを入れる所。故に風による波風があれば確実にプラスになります。
また「ボリューム故のリアクション」で本気食いさせ易いのは低水温期であるという事も覚えておいてください。
同じく捕食スイッチを入れて襲わせるタイプがS字系ビッグベイト。
ユニオンスイマーと比べると、ジャークにより更にキレのあるダートをして強いフラッシングを発生させます。一方でユニオンスイマーのようなテールのキックアクションが出ない・・。つまり波動はそれほど出ません。
よって、このタイプのビッグベイトはダートとフラッシングによりより強いリアクション要素が欲しい時に威力を発揮。加えて波動が弱め(とはいえS字に泳ぎながらボディー全体で水を押していて、それがまた・・)なので水がクリアでも使い易い特徴があります。
また、ユニオンスイマー等と同じく「捕食スイッチを入れて襲わせる」タイプが大きめのペンシルベイト。
主にドッグウォークさせた時にバスの捕食音のような低音を響かせる事でバスのスイッチを入れます。大きなラトル音が良い事もしばしば。夏～秋には必ず持っておきたいスモールマウス攻略ルアーです。
ペンシルベイトに関しては、その時々で良い時悪い時ありますが、風はベタ凪でも強めで並み立っていても実績アリ。もちろん、波がある時はより大きなサウンドを発生する物を選んでくださいね!
お次は一変して「威嚇系」羽根モノやバド系です。
これもサイズ故のバスを怒らせる?威嚇させる?パワーアリ。ユニオンスイマーやS字系が低水温に強いのに対し、アフター～夏～晩秋まで、水温が高い時でもバスに襲わせる魔力があります。
水面はなるべく静かな方が良く、波があるならそれに負けない存在感やサウンドを出しましょう。
・・また、巻くスピードが結構大事です。羽根モノの中でも極ゆっくりが得意な物と速く巻く事で複雑なサウンドを発生する物もあります。バド系の場合はそれによって音を水中に叩き込むか空気中に逃がすかなんてのも・・。
・・あと、ビッグベイトというほどではないものの、昨年大当たりして桧原湖中でかなり流行ったのが
「デカアバカスフットボール」
アバカスシャッドの最大サイズ4.3インチをフットボールにセットしてボトムをズル引き&ステイ。これが時にライトリグよりも圧倒的に釣れるという状況が多々ありました。
水がクリアな時、濁った時、どちらも釣れますがやはり通常～濁り気味の時がよりGOOD。ベイトが多くてライトリグだと存在感をアピール出来ない時も非常に効果的。
水が濁り気味であれば風が無くても釣れるのがまた凄い所でしたね!
とにかくこの「謎のデカい存在感アリアリの何か」を遠くから見つけて好奇心半分でガツガツ食ってくるようなイメージでした。
対スモールマウス大型ルアータックル
・S字系ビッグベイト、ビッグクローラーベイト用(NZクローラー等)
ワイルドサイドWSC75XH&デッドオアアライブ20ポンド
・ユニオンスイマー、クローラーベイト用(アベンタクローラーRSクラス)
ワイルドサイドWSC610H&デッドオアアライブ16ポンド
・デカアバカスフットボール用
ワイルドサイドWSC610MH&アブソルート10ポンド
