福島県裏磐梯 桧原湖・猪苗代湖のスモールマウスバス釣りガイド

アーカイブ:「2023/2」 15 件

ライトリグ上達を望む人におすすめな「手感」を意識するという事。

皆さんは、特に軽量なライトリグを操作する時、何を頼りにしていますか?

そう考えた時、やはり「ロッドの感度」は1つの要素として挙がって来そうですが、僕の場合はあまり気にした事がありません。(もちろん人それぞれあると思います)

一方で、ラインの感度やリールの巻き感度は、ルアーや魚種によってはとても重要だと実感しておりますが、僕がバス釣りのライトリグで最も頼っているか?と言われると違う。

では自分は何に頼ってライトリグ、しかも桧原湖のウルトラフィネスとも呼べる超繊細な釣りを行っているのだろう?と考えた時、タックルの感度よりも最もしっくり来たのが「手感」でした。

「手感」。バス釣りでは馴染みが無い言葉ですね。これはワカサギ釣りでよく使われる言葉です。

ワカサギ釣りが上手い釣り人は手感を使って釣りをします。(ワカサギ釣りは初心者に近いので間違っていないか不安ですが)

例えばこんな感じ↓

ワカサギ釣り初心者のうちは→穂先の動きでアタリを取る→竿を持ち上げてアワセる→ワカサギが掛かっているか穂先を見て確認→確認出来たら巻き上げ。

しかし上手い人は、誘いで竿を持ち上げた時やアワセた時にワカサギの重さを感知する事で、誘いとアワセや、アワセと巻き上げが一緒になってたりします。(重ね重ね、ワカサギ釣り初心者に近いのでこれが合っているか分かりません。でも、外れてはないと思います)

この、わずかな重さの変化を手や指先の感覚で感じ取る「手感」。ズバリ、僕がライトリグ、特に桧原湖ディープでのウルトラフィネスフィッシングで頼っている物そのものなんですよね。

手で感じる重さの変化、言い換えると抵抗の変化を意識するようにして敏感に感じ取れるようになると、ボトムを取れているかどうかや、ボトムの質感、湖流、ラインの重さ、ワームの重さ、明確には出ない微かなバイト等を、より軽いシンカーを使い、シェイクし続けながらでも捉えることが出来るので、いつの間にかボトムから離れていた。食っている事に気付かなかった。というような事もなくなってきます。

ここでロッドの感度の話をすると、軽いシンカーを使うとどうしても「ボトムのコリコリ感」は伝わり難くなるので、ロッドの感度に頼れなくなるんですよね。

「わざわざ軽いシンカー使わなくても…」と思われるかもしれませんが、食わせの釣りにおいては、やはり軽いシンカーの方が有利な事って多いんですよね。

もちろん、これはあくまでも既にそれなりに上手い人がより上手くなる為に意識するのをオススメする事ですから、最初のうちは重いシンカーを使い、慣れてくるに従って軽いシンカーを使っていくのをオススメします。

そしてもう1つ大事なのは視線で、僕はロッドティップを見る事よりも、ラインの弛み具合を見ている事の方が多いです。手感を磨くよりは一朝一夕でやり易いですね。

「手感」を磨く練習をしたい方は、「ボトムを取る」という行為を「ロッドに伝わるコリコリ感」に期待するのではなく、手に伝わる重さとラインの張り具合で判断するように意識してみてください。

慣れれば「0.9gのネコリグでダウンヒルでボトムを取りながら10mまで落とす」というような事も出来るようになってくると思います。ディープのダウンヒルの場合はボトムを取れていれば手感は軽くなり、ラインは弛み気味に。ボトムから離れてしまうと重くなり、ラインも張り気味になりますね。

ウルトラフィネスフィッシングにおいて、ルアーの操作時に「手感」と「ラインの弛み具合」であらゆる事を感じ取れるようになれば、釣れる魚が増えるのはもちろん、より奥深いフィネスな世界を体感でると思います。

ちなみに、ロッドの長さや軽さによって「手感」の感じ易さが変わるため、それもある意味ロッドの感度かもしれませんが、多分バスフィッシングにおけるロッドの感度って、手にビンビンコリコリ伝わってくるそれの事を指す場合がほとんどだと思うので、今回は含めませんでした。

そう、ロッドによって手感の感じ易さは変わり、感じられる事によって1本のロッドで出来る事も増えます。

僕がウルトラフィネスな釣りをする上でワイルドサイドWSS-ST59ULとWSS-ST510UL/TZを溺愛しているのはそんな所から来ています。

次回はそこを少し詳しく書いてみます。

カテゴリー: ブログ

2023-02-10 22:00:44


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バーブレスのメリット、デメリット。バーブレスに込めている思い。

だいぶ今更感がありますが、バーブレスフックであるデスロックステッチが今年発売となるので、改めてバーブレスのメリット、デメリットを書いてみます。

ただ、僕が完全にバーブレス人間なので、バーブレスに贔屓したバーブレスゴリ押し記事になると思います。というか、なりました。

バーブレスの話も含め、魚を大切にとか、ゴミの事とか、生き物に配慮をとかいう発信をする際は、そこに化け物が生まれないように普段は書き過ぎないようにしていますが、今回は敢えてバーブレスに込めている思いを普段より多めに書いてみました。(書き過ぎてなくても、それらを話題として出している時点で小さな化け物が生まれているとは思いますが)

バーブ付きフックやそれを使う人を否定している訳ではありませんので、そこはご理解ください。

ちなみに、現存するバス用フックはほぼ全てがバーブ付きですので、僕はそれを潰して使っているだけです。

 

バーブレスのメリット

① 貫通力が高くフッキングが決まり易い。(つまりこの点はバラし難くなるとも言える)

② 自分や同行者に誤って刺さってしまっても病院送りになる事なくスッと抜ける。

③ 当然、服やボートカーペット、バッグ、もっと言えば自宅や車のあらゆる布や革製品全てにおいて、刺さってしまっても簡単に抜ける。

④ 根掛かり回収率が上がる。(バーブまで刺さってしまうと回収が困難なロープや網なんかでもスッと抜ける)

⑤ 万が一、フックが鳥に掛かってしまったり(無くはないですよね)、ロストしたルアーが他人や野生動物に危害を加えた時、せめてもの被害縮小になる…かも。

⑥ 釣った魚のダメージ軽減。直ぐ外せるから手返しも早くなる。

⑦ ランディング直後にフックが外れた時「はい!俺ファイト上手かった〜」と自己肯定感アップw(ファイトが上手くなるかも)

 

バーブレスのデメリット

① バレ易いのかも?(釣り人のスキル次第。ルアーや魚種によっても変わる)

② チョン掛けの場合、キャスト時にワームが飛ぶ可能性が上がる。(その場合はバーブ付きを推奨)

③ ワームがズレ易い…らしい。(気にしたことない)

 

こんな感じでしょうか。

デメリット①のバレ易いかも?は、魚種や使っているルアーによって変わりますが、バス釣りに関しては釣り人のスキル次第だと思います。バーブレスでもバラさないスキルを身に付けるというのも、釣りの楽しさかもしれません。

バラしの原因のほとんどはフッキングが甘くフックを刺し切れていない事と、ロッドをしっかり曲げて(ラインを張って)ファイト出来ていない事。この2つです。

この2つをしっかり熟す事が出来るタックルセッティングとスキルがあれば、バーブ付きフックよりもバラしが増えるという事はおそらくほとんど無いと思います。

自分と周りを見比べて、バーブレス派の自分がバラしが多いとは全く思わないんですよね。(ガイドゲストの皆さん、取材で同船経験のある雑誌社さん、カメラマンさん、そう思いませんか?笑)

で、バーブレスのデメリット①〜③のうち、最も問題なのは②。

チョン掛けでキャスト時にワームが飛んで行ってしまう。これはフィールドに残すゴミが増えてしまうので大問題です。

僕の場合、ダウンショットのチョン掛けやネコリグ、ワッキー掛け等ではワームが飛び易いと感じた事はないので問題なくバーブレスを使っていますが、飛び易いと感じるのは虫系ワームのチョン掛けと、柔らかいワームのノーシンカー頭掛けのチョン掛け。もちろん素材によって一概には言えない部分もあるのでしょうが、これはどうしても飛び易いので、そこだけは僕もバーブ付きを使っていました。

ただ、今年発売されるデスロックステッチはもちろん虫系ワームも縫刺しで使えて飛んでしまう事はほぼ無くなるので、可能な限りそちらにシフトしようと思っています。

そしてメリットは見ての通りです。

あくまでも個人的感覚と価値観での話ですが、こうしてバーブレスのメリットとデメリット、言い換えるとバーブレスのメリットとバーブ付きのメリットを比べた時、バーブレスの沢山の大きなメリットと比べて、バーブ付きのメリットが少な過ぎるんですよね。

百歩譲って、バーブレスがバーブ付きと比べて5倍バレ易かったとしても、多分僕はバーブレスを辞めないと思います。

何故かと言うと、バーブ付きのメリットはほぼ「自分の釣果に対してのみのメリット」なのに対して、バーブレスのメリットは「自分だけでなく、他者、環境全てに対してのメリット」となるから。

そしてそれは、自分自身が気持ちよく釣行を終える事にも繋がります。

現代の魚釣りのほとんどは、キャッチ&リリースでもキャッチ&イートであっても、基本は「遊び」だと思います。

釣り針という危険物を使う遊びであり、少なからず自然に負担もかけ、フィールドを利用する自分以外の人や周辺住民の人達にも影響が無くはないからこそ、バーブレスという「他者への配慮」がもっと当たり前になっても良いのではないかと思います。

ボートフィッシングで同船者を釣ってしまうという事はよくあります。ロープにフックを残した場合、怪我をするのはそのロープを使っている事業者です。自然に残してしまったフックが野生動物に被害を与えてしまった時、バーブレスなら最悪の事態になる前に外れてくれるかもしれません。

トラウトや海のオフショアの釣りなんかではバーブレスが当たり前です。今の時代、バス釣りももうちょっと「釣果優先」から「他者や自然への配慮」に針が振れても良いんじゃないかな?と思います。(そもそもバス釣りと他の釣りでは事情が違うという部分はありますが)

釣りをしている以上、そんな思いは全てが矛盾している訳ですが、矛盾を認め、受け入れた上で出来ることをしたいと思っています。

改めて書きますが、バーブ付きが主流となっているバスフィッシングシーンも、バーブレスにはなかなか手が出ないという意見も、同じ釣り人として大いに理解出来ますから、否定するつもりは全くありませんし、できません。

先述した通り、ルアーによっては僕もバーブ付きを使う事がありますからね。

カテゴリー: タックル全般

2023-02-08 23:27:27


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最近のプライベート。

今週から南岸低気圧が何度も通過して、やたら暖かい日が多い予報。

本来、2月初旬は1年で最も寒いタイミングなんですけどね。

長期予報では2月は寒く、3月から駆け足で春がやって来る予報になっていましたが、果たしてどうなるでしょう。

かれこれ2ヶ月ほど履いているコロンビアのサップランド。本当に滑らなくてめちゃくちゃ良いです。

Twitterやインスタではちょいちょい上げてたけど、ブログでは多分紹介していなかった「ハジメ」。昨年湯川村から会津若松に移転オープンした、何を食べても美味しい行きつけのお店。新メニューのグリーンカレーももはや当たり前に美味しかった…。

そして、そんなハジメさんが作った鯖の棒鮨。

鯖に目がない僕は食べない訳にはいかなかった…。

こんなに美味しい魚がこんなに当たり前に安く流通している事にもっと感謝しないといけないと思うんですよね…笑

こちらは昨日送られて来た羅臼産エゾバフンウニ。

羅臼昆布を食べて育ったエゾバフンウニなんて、それはそれは最高峰な訳です…。

本当〜〜にありがとうございますm(_ _)m

映画を公開日に観たのは人生初だったかも。

鬼滅はもはや、ブームが落ち着いた云々ではなく、日本が世界に誇るアニメ文化の代表として見届けなくてはいけないという使命感があります笑。

カテゴリー: ブログ

2023-02-07 19:35:31


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