プロト時のユニオンスイマー
プロト時のユニオンスイマーが出て来ました。ボロボロ(笑)
(プロト時の物なので耐久性はまだ低かったのです)
当時は、デカいスモールにここまで強烈に効くとは想像していませんでしたね。
しかし、スモールマウスってもともとジャークベイト(ミノーやシャッドも含めて)が大好きな魚。
ミノーもシャッドも、110mm以上の大型ジャークベイトも全て「ジャークベイト」と一括りにすれば、ジャークベイトはスモールマウスが一年中釣れるハードベイトです。
厳冬期に使うアイスジグも、言ってみればキック波動が出ないジャークベイトですよね。
ジャークベイトが出すキック波動とダートアクション。これがスモールマウスの捕食スイッチをカチッと入れてくれる事こそ、よく釣れる理由です。
ちなみに、キック波動とは小魚が素早くキックして出る波動。つまりバスにとっては小魚が「逃げようとしている」波動です。
ラージもそうですが、バスはこのキック波動に非常に良く反応します。
背中を向けて逃げると本能的に追いかけてしまうクマと一緒ですね。
ユニオンスイマーもまさしくそれで、しかも同じキック波動でも、硬いジャークベイトの波動よりも柔らかくナチュラルなキック波動を生み出してくれて、かつ単純にボディーサイズが大きいから、デカいスモールマウスが警戒する事なく思いっきり食ってくれるのだと思います。
お腹が上を向ける程思いっきりヒラを打つドリルダートもバスにとっては非常に新鮮かつ強烈にスイッチが入るものなのでしょう。
ユニオンスイマーで釣れるスモールマウスは、驚く事にほとんど外掛かりがなく、口の中に掛かります。あの小さい口でです。
春にミノーやシャッドで釣ったスモールが、ルアーを後ろから丸呑みしてリアフックが口の奥に掛かりなかなかフックを外せない経験をした方も多いかと思います。
ユニオンスイマーのバイトも完全にそれと一緒で、後ろから丸呑みがほとんどです。
(よほど奥に掛からない限り、フッキングと同時にフックとボディーが外れてボディーはファイト中に口の外に出ます)
完全にスイッチが入り、エサ(ルアー)を後ろから思いっきり丸呑みする食い方ですね。
特に強烈に効くのが春と秋!
来春はどんなの釣れるかな~。
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