福島県裏磐梯 桧原湖・猪苗代湖のスモールマウスバス釣りガイド
Archive :2018-12

質問「巻きキャロロッドに適したテーパーは?」

大晦日ですね!皆様どうお過ごしでしょうか?

僕は・・質問にお答えします!笑

それでは早速頂いたご質問(^^)

桧原湖アングラー岩澤 さん

檜原湖でPEを使った巻きキャロをやる場合は、どの様なアクションのロッドが適しているのでしょうか?

やはり、EXファーストより少しスロー気味のファーストテーパー(乗りの良さを等を考慮)のロッドの方が適しているのでしょうか?

ご回答宜しくお願い致します。

今シーズン活躍してくれた巻きキャロのロッドについてのご質問!

まず最初にですが・・・僕が現在巻きキャロに使っているラインはフロロの3ポンドですので、それで使っているロッドに付いて書かせて頂きますね(^^;)

・・とはいえ、PEを使っても同じロッドor少しだけ柔らかめのロッドを選ぶ程度の違いになるかと思います。

僕がメインで使っているフロロタックルは、デッドオアアライブプレミアム3ポンドに5g平均のシンカー。軽ければ2.5ポンドに2.7g。重ければ3ポンドのまま10gまで使います。リーダーの長さは60~80cmが多いですね!

そして僕がこのセッティングのリグを遠投して巻いて操作するのに使っているのがワイルドサイドWSS-ST65L!普段のライトキャロロッドをそのまま使っています!

これが使い易いですね(^^)

岩澤さんの言う通り、EXファーストテーパーよりももうちょいスローなファースト~ミディアムファーストのテーパーがこの釣りには使い易いと思います!

5g前後のシンカーを使ったキャロライナリグを遠投するので、あまりにEXファースト(極端な先調子)過ぎると投げにくいし、ロッドの反発を使い難いので飛距離も出せない・・そもそも、ティップが折れそうで怖いかもしれません・・(^^;)

逆にスローテーパー(胴調子)だと、投げ易いですが小さなバイトが分かり難くなります。

では、ミドストロッドのような柔らかいスローよりのテーパーは?・・となりますが、こうなると5gくらいのキャロはロッドが負けて投げ難いですね・・(^^;)

WSS-ST65Lって、ソリッド部分がちょこっと長いんですよね!!

適度な硬さがあるちょっと長めのソリッドティップのおかげで、通常のライトキャロを岩等のストラクチャーにスタックさせる事なくリズムの良い釣れるズル引きが出来るというのがこのロッド最大の特徴なのですが・・・その適度な硬さのちょっと長いソリッドティップが巻きキャロでもとても良い仕事をしてくれます(^^)

巻きキャロに求められるロッドの性能は

1、投げ難いキャロライナリグを遠投できる

2、バイトを取り易く弾きにくく・・でもシンカーの重さに負けないティップ(キャスト時もリトリーブ時も)

この2つを満たすロッドです!

実際巻きキャロをする時の構えってエリアトラウトのスプーニングのような構えをするので、ロッドとラインは一直線気味になるのですが、その構えでもシンカーの重さ、ラインを含めたリグ全体の抵抗で、リトリーブ中にちょっとティップが曲がるくらいのロッドが使い易いロッドとなります(^^)

 

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2018-12-31 18:03:31


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質問「桧原湖でラージを釣りたい!教えて!」

昨日のハードルアー編に続き、今日はこちらの質問のラージマウス編!

宮城県 バートンさん

こんにちは、私は桧原湖にたまに行くのですがハードルアーを巻いて釣りたいです!キャロやダウンショットではなくスピナベやクランクで!

スモールの最新釣果をSNSなどで下調べしてから行くのですが中々ハードルアーの情報がありません!なので高梨プロがハードルアーでスモールを釣る時に意識しているとこはどんな事ですか?狙う場所などはどこですか?よろしくお願いします!

またレアなラージも釣りたいのでラージを釣る時のポイントや、居る場所も教えて下さい!

よろしくお願いします!

桧原湖のラージ・・通称ヒバラージですね(^^)

まずはラージの多いエリア、居場所について!

早速ぶっちゃけますと・・・桧原湖でラージが多いエリアとは、ラージの稚魚が生まれてから育つまでの生存率が高いエリア周辺です。春~初夏は特にこのようなエリアでラージが多くなります。

生まれた稚魚が身を隠せて、波風、流れからもブロックされるストラクチャーがシャローに豊富にある事がまず条件。

加えて、桧原湖は春に満水となりそこから秋に向けて減水して行くので、春に豊富にある冠水ブッシュ等は夏~秋には干上がります。よって、減水しても身を隠す事が出来るゴロゴロした岩や根ぶりが良いスタンプがあると、よりラージの稚魚の生存率が上がります。これが第2条件。

そしてもう1つ、強烈な条件となるのが「春を過ぎたら稚魚の天敵が少なくなるエリア」。

ラージの稚魚の一番の天敵は・・・やっぱりスモールなんですよね。4月~6月はスポーニング絡みで湖中のシャローにスモールが居る訳ですが、夏が近付いて来るとシャローにスモールが残り易いエリアとあまり残らないエリアが出て来ます。そのあまり残らないエリア・・というのがやはり、ラージの稚魚の生存率が高くなる訳です。

これらの条件を全てハイレベルで満たしているエリアが存在します・・・「イカリ潟周辺」です。

細い水路のような出入口の先にある閉鎖されたワンド・・もはや野池ですね。

そしてその出口前には無数の島、島、島・・・。これだけ閉鎖されていれば当然水温も上がり易いので春の訪れが早く、春先は多くのスモールが入って来ます。しかしスポーニングを終えて夏が近付くと、スモールの多くはここから本湖に出て行きます。

つまりこのエリアで生まれたラージの稚魚は外敵が少ない上、身を隠すストラクチャーが豊富な環境で育つため生存率が桧原湖の中でもダントツに高いといえます。ラージの生息数もダントツです(JBルール上僕はこのイカリ潟周辺には入れないので説得力は??ですが(笑) この理屈はほぼ間違いないと思います。来期からは僕も解禁となります・・)

他のエリアでも、上記条件をどの程度のレベルでいくつ満たしているかが、ラージの個体数にそのまま反映されているように思います。

他のJBルール内エリアは多い順に糠塚島裏・大川・清水沢~ホテル裏・入船→馬の口→双子島・高圧ブイ周辺・ゆうま・月島・こたかもり→それ以外・・・といった感じだと思います。

「稚魚の話じゃなくて、デカいラージは!?」とツッコミが来るかもしれませんが(笑)基本的に良いサイズのラージが多いエリアと稚魚の生存率が高いエリアはほぼ一緒と思って良いかと思います。特に春~初夏は。

専門家ではないので断言は出来ませんし僕の妄想ですが、やはり生物というものは種の繁栄をさせてナンボ。より稚魚の生存率を上げるためにはどこで産卵するのがベストか・・・となった時、やはり自分が生まれた所で産卵するのがベストだと思うんですよね。自分が生き残ったという実績がある場所ですから。

で、特に実績が高い場所ではそこに集まり産卵する個体も増えるから、より確実に繁栄、保存される・・・と思っています。

鮭は自分が生まれた川に遡上して産卵しますしね。バスも、毎年同じ所にネストを作る同じ個体を何度も見ています。

話が逸れましたが(笑)基本的にこれらのエリアのラージの個体数は春~初夏が多く、夏、秋になるに従って散って行きます。・・・が、それでもエサがいて居心地が悪く無ければ残る個体も居るので、あくまでも完全バラバラになるのではなく「上記エリア中心に散っていく」くらいに思っているのが良いかと思います。

・・・というか、本当に散り散りになるラージも居るんですが、それはかなり釣るのが難しいです。

例えば湖南部の桜島周辺の浅いハンプ群(湖のど真ん中)には、実はデカいラージが結構居ます。ロック+ウィードで小バスやギルが多いエリアはデカいラージも居る可能性がありますね!

・・・でも、ここでの水深は平均して3m以深と、ちょっと深め。これ以深のラージを狙って桧原湖で釣るのは難しいんです。たまに釣れますが、確率はかなり低め・・・。

夏以降の深い所はラージも居るけどスモールも多いから先にスモールが釣れちゃって、ラージがなかなか釣れないんじゃないかなと思います。まして、ギルや小バス等を食っているデカいラージは特に難しい気がします。

昨年面白い事があって、10月くらいの1か月間、スモールがあまり元気がない感じで釣り難い状況が続きました。そのタイミングで、ディープでもシャローでも、湖南部でも北部でも、狙ってもいないのにラージが釣れる事が多々あったんですよね!狙ってないのにラージが何回も釣れるてなかなかない事です。

多分、普段はスモールが先にルアーを食っちゃうからなかなか釣れないラージが、スモールが何らかの原因でそこから減ったor食わなくなり、ラージがルアーを食い易くなったのかなと思います。よって、やはり普段は釣れないだけで、実は秋はラージも結構散っているのかな・・と、より思うようになりましたね!

という事で、桧原湖でラージを狙うならやっぱりシャロー!で、シャローのストラクチャー絡みが基本です。

あとはその時の水位により、ラージがショアラインシャローのストラクチャーに居るのか?ちょっと深いor沖のストラクチャーに居るのか?

これを考えて攻め所を変えるだけでヒバラージに一歩近づきます!

ショアラインなら冠水ブッシュ、レイダウン、岩。一段下(と言っても1~3m)ならスタンプ、ウィード、レイダウン、岩。

あとはその時期等により、奥まった地形の中か?外か?これもシンプルだけど大事だと思います。ブッシュ帯の中か?出っ張りか?みたいな感じですね!

ここまで書いていると「馬の首のようなバンク」が全く出てきていませんが、馬の首のラージは基本回遊型。春~初夏はネストは少ないものの、シャローバンク徘徊ラージがたまにフラフラ泳いでいます。

・・・で、このバンク徘徊ラージ、アフタースポーンでエサを食いたい状況だったり、老バスで、そろそろ自力捕食能力が劣ってきて食えそうな物は食いたい状態のバスが結構多いので、サイズがデカい割に狙うと結構簡単に釣れてしまったりします。

秋は馬の首に点在するレイダウンに付くラージが多いですよ!

・・・という事で結論を言ってしまうと「桧原湖でラージが多いエリアで、シャローに絞って、ストラクチャー絡みの普通のバスフィッシングをする!」のが桧原湖でラージを釣る鉄則です。

ルアーセレクトは基本に忠実に、カバーを撃つならそれに合ったリグで。羽根モノも好釣果が出ています。また、ストラクチャーに対して撃つか、巻くかでも反応が違います。サイトでは虫も必要ですね。

最後に・・・参考までに僕が思っている桧原湖のラージの食性ですが、40前半~半ばくらいまではエビ食いが多いように思います。

そこから更にデカくなっていくと、そのままエビ食い、たまにワカサギ、ゴリ・・といった小型ベイトを食い続けるバスと、ギルや小バス、ウグイ、小型哺乳類・・とデカいエサを食うバスに分かれていると思います。

そしてそのデカいエサ食いのラージは南部に多いと思います。よって、50半ばを超えてもなおブリブリのハイコンディションを維持出来る個体は南部に多いと思いますね(^^)

1月1~3日は岸波北福島店さんでワイルドサイド全機種展示!2日は僕も参加します(^O^)

皆さんお待ちしてます!!

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2018-12-30 13:22:45


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質問「桧原湖でハードルアーを巻いて釣りたいので教えて!」

おかげさまで順調にご質問が集まっております。皆さんありがとうございます(^O^)

早速お答えして行きますよ~!!

宮城県 バートンさんからの質問!

こんにちは、私は桧原湖にたまに行くのですがハードルアーを巻いて釣りたいです!キャロやダウンショットではなくスピナベやクランクで!

スモールの最新釣果をSNSなどで下調べしてから行くのですが中々ハードルアーの情報がありません!なので高梨プロがハードルアーでスモールを釣る時に意識しているとこはどんな事ですか?狙う場所などはどこですか?よろしくお願いします!

またレアなラージも釣りたいのでラージを釣る時のポイントや、居る場所も教えて下さい!

よろしくお願いします!

桧原湖でハードルアーを巻いて釣りたい!そしてラージも釣りたい!

どちらも楽しいですよね!

ちょっと長くなりそうなので、質問1発目にしていきなりですがハードルアー編とラージ編に分けて書かせて頂きます(^^)

まずはハードルアー!

スピナベやクランクとの事ですので、シャッド等は省いてベイトタックルで活躍するハードルアーという前提で書かせて頂きますね!

桧原湖というとどうしてもフィネスフィッシングレイクというイメージが先行してしまいがちですが(このブログ読者の方はそうでもないかも笑)ハードルアーが効くタイミングは必ずありますし、僕自身も、桧原湖をホームとするアングラーの中ではハードベイトの釣りでより多くのバスをキャッチして来た方だとは思うので、今までの経験から季節毎に紹介させて頂きます(^^)

・・・まず最初にお伝えする事は、ハードルアーの釣りは、釣りそのものは難しくありません。投げて巻く、もしくはジャークする。至ってシンプル。ハードルアーの釣りで大切なのは「出し所」です。

桧原湖の場合「普段より濁った時」「波風、流れがある時」というのが基本条件となります。

目安として水深2mのボトムが見難くなったら巻ける水質と思ってOKだと思います。

波風、流れによる水の動きは、バスにルアーの波動を伝える上での障害です。ノイズです。そんなノイズのある環境だからこそ、ワームではアピール不足でバスに気付いてもらい難い状況下でハードルアーがバスに気付かれ易くなり、且つハードルアーの強い波動がノイズの干渉により波動の実態を見破られにくくなる・・・というイメージです。

ジンクリアウォーターのリザーバーで、流れがあるバックウォーターでだけハードルアーで釣れたり、流れがある川は強い釣り、大きなルアーが効き易いというのもそんな理由からだと思います。

これに加えて「バスが横方向に動く物を、浮いて、追ってくれる時」

ハードルアーの使い方として「物に当ててリアクションバイトを獲る」という使い方もありますが、桧原湖の場合、それもあるのは確かだけど、メインではありません。水がステイン~クリアでバスからもルアーを発見しやすいので、桧原湖のハードルアーは何かに当てずに中層を泳がせて追わせてor浮かせて食わせるのがメインになります。

よって、冷え込みや水温躍層の関係から、バスが自分のいるポジションから浮きたがらないような状況では、ハードルアーの釣りは難しくなります。

上記条件を満たしている状況ならば、比較的いろんな季節でハードベイトで釣る事が出来ますよ!!

逆に言うと、どのシーズンでも上記条件に当てはまらない状況だったら、ハードルアーの出番が少なくなります。

ハードルアーは出し所!です(^^)

それでは春からそれぞれの実績ルアーを紹介します。

まず春。4月~5月。春の定番は何と言ってもシャッドです。しかし状況次第で、ジャークベイトやクランクがシャッドを上回る釣果を出す時があります。それはやはり風が強い時、ローライト時に起こり易いです。

それと「冷え込んだ時」冷え込んだ=バスに口を使わせるリアクション要素を強めた方が良い時となる事が多々あります。単純にルアーサイズが大きい方が波動を出す面も増えるし、フラッシングも大きくなるし、そもそもボリューム=リアクション要素でもあります。なので、冷え込みがあった時はハードベイトの出し時となりますね!

冷え込み時は晴れた方が良い事も多々。僕の場合、晴れ、気温低い、風強い・・となったらジャークベイトを投げたくて仕方なくなりますね笑

ただし、冷え込み過ぎによりバスが浮いてくれない時は、バスの居るレンジまで迎えに行く事も必要かと思います。また、スポーニング直前になるとバスは繊細になりアピールの大きいルアーは嫌い始めるので注意しましょう。

次に6月!

スモールが半プリ~アフターとなり、食欲と警戒心のバランスが大きく食欲に傾き、とても釣り易くなる季節です。

半プリ、アフターのスモールはとにかく食欲旺盛!水面下高速巻きのスピナーベイトやチャターにも果敢にバイトして来ます。

「え、それも食っちゃうの?」という事も起きるので、釣りたいハードルアーで釣るにはベスト・・かもしれません(笑)

この時期は外敵に襲われていなければネストを守るオスもネストから離れてルアーに食って来ちゃいますからね・・(^^;)

ここまで春~アフターの主な狙い所はシャローフラットとそこにある地形変化や岬です。

続いて7月~8月中旬。

つまりは夏ですね!真夏はシャローで浮かせて追わせるハードルアーが効きにくくなります。ディープウォーターでのテールスピン系の釣りは効きますね!

一方のシャローで面白いのは水面!

流行りの羽根モノやビッグバド等の水面波動系。これらでワームではなかなか釣れないビッグフィッシュを狙う事が出来ます。

使い所は「虫で釣れそうな所」と覚えておくと良いかと思います。それ以外は「岩場」「スタンプや立木」「ウィード」等のストラクチャー狙いになりますね!

羽根モノの場合、デッドスローで引けて静か~な物から早く引ける物、ちょっと波があってもしっかり泳いでくれるパワフルな物まで準備して、その時の水面が静かか波立っているか、どこかのレンジに居るバスを威嚇?リアクション?で水面で襲わせるのに、その時に適した着水、パワーやスピードはどこか・・・で当たりを探します。

この釣りで1つ気を付けなくてはいけないのが「表水温が急上昇したタイミング」

暑い日が続いて表水温が急に上がると、バスは水面に出て来たくなくなります。

これは他のハードルアーと違い水面が静かで、水がクリアでもOKです。

次は8月中旬~9月!初秋~秋中旬ですね!

8月中旬はまだ夏を引きずってはいますが、減水して朝夕が肌寒くなるお盆過ぎ頃からシャローの巻き物が面白くなります!

この時期の3本矢はシャロー~ミドルクランク、スピナーベイト、バイブレーションです。

狙いはフラット。広大なフラットでも、岬横の狭いフラットでも構いません。条件はもちろん冒頭に説明した条件下ですね。

浅いウィード周りではスピナーベイト。2~3mでウィードに引っ掛かる事が少なければクランク、晴れていてゆっくり巻いていると見切られる・・という時はバイブレーションの早巻きです。

桧原湖でローテーションの軸になるのは上記3つのルアー共通してピッチが速くてタイトめの物。まずはこれを基準にしてみてください!

・・あと、同じく晩夏~秋で威力を発揮するのがスイッシャーですね!

羽根モノはルアーの着水点周辺に居るバスを威嚇?リアクション?で襲わせるイメージ。追って来て追って来て食うというのが意外と少ないのが羽根モノ。ずーっとチェイスして来るとバイト率が下がります。追って来てルアーの後ろに付いて・・3秒後以内くらいに食うのが多いです。

一方このスイッシャーは縦にも横にも広範囲から食性よりの興味でバスを呼んで食わせるイメージ。

なので、秋っぽくなってくると威力を発揮します。

そして更に季節が進み水温が下がってくると大きめのペンシルベイトがより有効に!

サイズ、音、スプラッシュでバスにスイッチを入れさせて襲わせます。ボイルをしている日は特に可能性大!

ボイル撃ちはもちろんですが、ボイルしていなくてもハンプ上や岬周りでドカンと出て来ますよ!

・・・とはいえペンシルベイトは朝夕なら夏から可能性アリ!

そして晩秋!お馴染みのジャークベイト&ディープクランクですね!!

キンっと寒い晩秋の空気、晴れ、風、濁り・・・これが重なったら是非投げてください!笑

天気は曇りや雨でも釣れますが、浮きにくくなって釣れない事もあります・・。

ジャークベイトはフラットや岬周り。そして晩秋の時期のシャローはほぼ必ずワカサギ絡みになります。夏~秋のシャローはエビ食いも多いので意外とワカサギが居なくてもOKです。

また、ジャークベイトの釣りで結構悩むのは「ステイの時間」ですが、あまり長いステイで良い思いをした事はありません。0.5~長くて2秒でほぼOKです。2ジャーク1ポーズが基本です。

同じような水温でも春はシャッドメイン。秋はジャークベイトメイン。理由は同じ水温でも春は上昇傾向なのに対して秋は下降傾向だから。だからよりリアクション要素が大きいジャークベイトを使います。

そしてディープクランク!

この時期のディープクランクの釣りは2種類で、1つはハンプトップや岬、ミドルフラットにサスペンドしているorフィーディングで上がって来ているバスを追わせて釣るというもの。

もう1つはバンクのシャローのバスを急潜行のリアクションで食わせるもの。

前者は思いっきり追って来て食いますが、後者は巻き始め10巻き以内。ブリブリと動く物が突然上から潜って来て、それに対してリアクションするイメージです。

なので後者は急深バンクがメイン。バンクの2m前後に居るバスをリアクションで釣るためのディープクランクです。ちょっと越冬気味の魚達なのでワカサギは居なくてOK。

逆に追わせて食わせるフラット、ハンプトップ、岬絡みのバスを狙う時は、やはりワカサギの存在が大事になりますね!!

・・・と、駆け足でご説明しましたが、以上が桧原湖でオールシーズンハードルアーで釣る考え方や狙い所、出し所です。

もちろん、ここに書いた事に当てはまらない釣りやパターンも存在すると思いますが、それもまた面白み!是非チャレンジしてください!

次回はラージ編(*´ω`)

カテゴリー:ブログ

2018-12-29 14:53:36


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