シャッドのジャーク。アクションも使い分けましょ♪
本日更新のルアマガモバイルとネタ被りになりますが、とても大事だし旬な話なので・・春に使用頻度がとても高い「シャッド」のアクションについて!!
シャッドの中でもただ巻きシャッド、ダートが得意なシャッド。同じダートアクションでも質が違う物・・・と、それぞれのシャッドによって性格が違い、それらを使い分ける事が大事という事は皆さんご存知かと思いますが、そんなシャッドの性格によってアクションまで使い分けている人は意外と少ないので、今回はそんなお話を(^^) それぞれのルアーが持ち味を存分に発揮出来るように、アクションの付け方も使い分けましょう!
スモールマウスレイクである桧原湖は、全国的に見てもシャッドをジャーク、
春のシャッド、ジャークベイト。
夏以降のディープでのシャッド、 キャロシャッドのドラッキング。
晩秋のジャークベイト。
冬のアイ スジグ(←1点型波動抑制ダート。本当、冬は圧倒的です)。
一年中「ダートアクション」 がとても良く効きます。
という事で、スモールマウスバスを釣る上で習得必須な「 ジャーク」ですが、 使うルアーによって使い分けてあげるのも大事です。
とても分かり易い例が、桧原湖でよく使用する2大シャッド「 スーパースレッジ系」と「ハイカット」。
どちらも良く釣れる大定番のシャッドですが、 ルアーの性格は全然違います。よって、 付けるアクションも変わって来ます。
この2つのルアーの大きな違いを説明すると、 スーパースレッジ系は水を切り、 滑るような縦横へのダートアクションが持ち味なのに対し、 ハイカットはダートしつつも水を掴み、 バランスを崩さずダートを繰り出せます。
どちらが良いという訳ではなくどちらも良くて、 どちらを状況に合わせてセレクトするか?というのが正解。
スーパースレッジ系の場合、アクション時に バランスを崩す事で縦横へのキレッキレのダートを繰り出します。
とはいえステイして水中にサスペンドしている時からバランスを崩している訳ではなく、 最初のジャークをする事によってバランスが崩れ、 そのバランスを崩した状態から次のジャークを入れる事で不規則な 縦横へのダートが生み出されます。
という事は、 スーパースレッジの持ち味をしっかり発揮するには「 連続ジャークや連続トゥイッチ」がベスト!!
ジャークとジャークの間に時間があると、 その間にバランスを立て直してしまうんですね。なので「 パパパン」とか「パンパン」 といったアクションがスーパースレッジの持ち味を引き出します。
縦にもダートするので、ずっとアクションしながら使っているとそれほど深く潜って行きません。
また、アクションを加える一瞬以外にラインを張るのはNG。そうでないと滑るようなキレッキレダートの邪魔をしてしまいます 。
※これ、とても大事な事なのですが実は出来ていない方がとても多いのです。
「滑るような」というだけあって、 アクション時に抵抗があまり掛からないので、軽いトゥイッチでも しっかりアクションが出るのも特徴。よって低活性時に移動距離を抑えつつも視覚的リアクションを誘発 させる事が出来ます。
一方のハイカット。 こちらはスーパースレッジとは逆にバランスを崩しにくい安定した ダートアクションが特徴。
常に水を噛みアクションしてくれるので、 その水をしっかり噛んだ波動をジャークにより瞬間的に発生させて 、その波動でバスのスイッチを入れるイメージ。よって、 少し強め、 もしくはかなり強めのジャークを出す事でハイカットならではアク ションが出て、それを出来れば釣れる魚が増えます。
ですのでアクションとアクションの間は割と自由。「パンッ、 パンッ!!」とかでも「パパパパパンっ!!」とかでもOK。速巻きも釣れますね。
あと一つ、 レンジにシビアな事がある春に外せないハイカットの強みは、 バランスを崩さず安定したダートをするが故の潜行深度。
ジャーキングによるダートをしながらでもしっかり潜ってくれるので、 潜行深度を稼ぎたい時は頼りになりますね。
特にハイカットDRはよく飛んでしっかり潜ってくれますので、 代替えの少ないルアーです。
最後に・・・シャッドのみならず、全ての動きが出るルアーにはスナップやスプリットリングを付けましょう!!動きが抑制されてしまい本来のアクションが出ません・・。直結びはNGで!